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  • 執筆者の写真大津まゆみ

つまらない勉強はしない主義


誤解しないでくださいね。


タイトルは、「勉強はつまらいものだからしない」という意味ではありません。


せっかく勉強するなら「意義のある勉強をする」という意味です。

意義があるとは、写したり、ノートをまとめることに満足するだけ、ワークをこなして満足、いつもより長い時間勉強して頑張ったつもりの ✖「流し勉強」ではなく、

◎「しっかり身に付く勉強」◎「忘れない勉強」◎「納得しながら勉強」

・・・と言えばわかりやすいしょうか。


✖ わからないまま勉強しても納得できて進まないのなら、身に付かない=意味がない

 ➡さっさと先生に分かるまで教えてもらいましょう。

✖ 理科や社会のワーク、覚えてなければ何時間考えても答えは出ません。=時間の無駄

 ➡さっさと答えを見て、先に覚えましょう。

✖ 公式も覚えていないのに、解説を見てそっかそっかと納得。=最も陥りやすい罠

 ➡わかった「つもり勉強」は最も危険。同じ問題が次に出てもずっと解けないままです。


学習の順番を間違えると、その努力は全く無駄なものになり、結果もついてきません。

「ものすごく頑張ってるのに、成果がでない」という生徒さんは、そのままだとストレスがたまるばかりです。一度わが塾へお越しください(笑) 特に頑張ってない人は、天才か、成果が出なくて当然なので自覚さえあればOKです(笑)


Q:頑張ったら必ず結果が出るのか?   A:やりかた次第です。


よく、自習ノート(自学ノート)を本当は1ページでいいのに今日は5ページもしたからめちゃがんばった!という生徒がいますよね?

ノートを貸してもらい、記載の内容をいくつか質問します。何一つ答えられない時、私はハッキリ言います。

「君がいつもの5倍勉強したと思っていても、何一つ覚えてない、解けるようになってないのなら、やらなかったことと同じじゃん? 勉強なんかしないで遊んでた方がよかったね」と。1ページでもいいじゃないの、しっかり覚えて、解けるような学習をする方が先生は嬉しいな!と言います。


「めちゃくちゃ頑張っても成果が出ない塾」にはなりたくないのです。

「めちゃくちゃ頑張ったらきちんと成果が出る塾」であるべきなのです。


数学が苦手、または嫌いという生徒さんをいつのまにか「数学が好き!」にすることが、私のひとつの大きな仕事だと考えて日々研鑽をしています。

英語や国語、理科も社会も同じです。


タイトルの「つまらない勉強はしない主義」とは、

◎分かりながら勉強をすること

◎適切な勉強量と学習効率の導き

◎出来たことに喜びを感じられる勉強法

◎もっと解きたくなるマインドセット(意欲の掘り出し)

の言い換えです。分かるようになって、出来るようになり、得意になってくると、劇的に勉強は楽しくなります。勉強が楽しいわけないと思っている方には信じられないかもしれませんが、本当です。


例えば、ダントツに誰よりも出来ることが一つでもわが子にあると想像して下さい。

きっと、それは好きな事になっているはずです。

勉強だって、好きなことになることがあるのです。


この数日だけでも、生徒達から

「扇形ね、みんな分からんって言ってたけど、先生、めっちゃわかった!〇〇ちゃんに教えてあげよう!」

(中一、学校の授業で扇形の面積・弧の長さがぜんぜん分からなかった成績上位の生徒。ドアから入ってくるなり「せんせーーーー、扇形がやばいですぅ~」)

「先生、僕、英検、四級と三級、同時に受けてみても大丈夫ですか?」

(中二、苦手科目だったのに、点数が上がってきて英語が楽しくなっちゃった生徒)

「ベリタスの中学国語受講してみたら、今回の模試(全国模試)、数学と英語よりいい点になっちゃった、あはは、数学と英語やばいかも(超笑顔)」

(↑数学と英語が得意科目で、国語を捨て気味だった高校生)


こういう時、生徒達は笑顔です。楽しそうなんです。本当です。

できなかったことができるようになる、わからなかったことが分かるようになる、これらは年齢にかかわらず誰もがもっている人間特有の欲求の一つです。それが満たされれば嬉しくなるという性質を持つのは大人も子供も同じなんです。



「算数のドリル」を小学生の頃、必ず行ったと思いますが、「ドリル」とは英語だと「訓練」という意味です。これは、小学生という年代においては、ある程度必要かもしれないと考えています。

私が考えるに、このドリルは中学で数学を学ぶために、数字に慣れるために何度も何度も同じパターンの問題を解いて、数字が頭の中でどれだけ多くのパターンを作れるかを期待しての事と信じています。

この過程で、たくさん数字に触れておけば、数字を操ることに強くなれる可能性があるからではないでしょうか。

私の場合、スタート時期は忘れましたが、小学三年生の頃にそろばん一級を取得したおかげで、数字が頭の中でいろいろな組み合わせられるようになったようです。


基礎問題は非常に重要ですが、数学の応用問題は、いろいろな解き方があります。

しかし、答えは必ず一つ、同じ回答になります。


計算問題でいくつか例えると、(中学生にも分かる範囲で書くと)

1+2+3+...........999+1000=1001×500 に置き換わり、数秒で500,500の算出OK

9×99なら、いったん9×100にして、一回だけ99をひいた方が楽だしミスもないからOK

25×25=600+25  25×4⁼100で、6個と余り25だから625でOK

もっとわかりやすいのだと、

88-8-8-8-8-8=88-(8×5)=88-40⁼44 でOK

さらにわかりやすくすると

98+102=100+100-2+2=200 でOK


基礎(土台)が、どれだけ頑丈にできているか否かで、応用力が変わってきます。

いろいろな数学のルールを知っていると、 そのルール内でオリジナルの発想や想像力、問題解決能力が芽生えてくるのです。


数学において「考える」こととは「ベストな解き方を導き出す」ことだと言えるのではないでしょうか。(難問になればなるほど。計算でも複雑な計算であれば同様です。)


問題を数多く解くことは大事です。特に、基礎力が付くまでは何よりも重要な事ですが、数学に関して言うと、問題の解き方を考える事で、思わぬシンプルな解き方があることに気が付いたりします。(英語や国語には、一定のボキャブラリを超えると不思議と初めての漢字や単語でもある程度想像がついたりする力がわいてきたりします)


私が考える中学、高校での数学のおもしろさとは、

「これまで見たことがない問題が解けた時」や「回答の解説ページより華麗で美しい(シンプル)な解き方が出来た時」にあると感じています。



私たちは、生徒から聞かれた時点で難問だと思っているものを、スッキリ分かる解説、そして、理解したら友達に教えられるほどの自信が持てるまで深い理解ができるよう日々、錯覚のマジックを探し続けています。毎日、塾に来て勉強するのが楽しい!と思って欲しいのです。


ま、野望ですけどね♥ 添付の画像は天才数学者の映画でタイトルが「Beautiful Mind」お気に入りの映画なのでアタッチ!ではまた、ごきげんよう(*^^)v



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