大津まゆみ
大学合格!ベリタスのすごさ!!
更新日:2019年2月17日
中学時代に通っていた生徒が、一度、塾を卒業し、3年ぶりにやって来た。
高校三年生の12月7日だった。入試は、2月4日。ムムム。
大学受験をしたいのだけど、今からどうにかなるだろうかと。
ヒヤリングをしてみると、高校に入り、中学卒業以来ほぼノー勉で三年間を過ごしてしまったものの、大学には行きたいのだと。
そして、模試で提出した3-4校の大学の合格判定は全てF、F ????
偏差値を聞いてみると30くらいとの話だった。
Fに30???
正直、分からなかった。ベリタスアカデミー(高校生の教材)の担当者に、すぐさま電話をして聞いてみた。「2か月で偏差値15とか上がった実績とかありますか?」と。
あった。しかも何人も。「あり・・・なんだ」、と感じた。
しかも、それには、2タイプいるうちの、こちらのタイプの生徒、と言われたタイプに該当したものだから、担当者からの「十分あり得ます」という言葉に、まるで感動した映画や、素晴らしい本を読み終えた後、その世界に入り込み4-5日なりきるという本性がここでも出てしまった。素直に「あり!」と、思ってしまった(笑)
こういう話ができるのは、なんと、F判定の大学に、見事、その生徒が合格したからです。
その生徒が言います「ベリタス、まじやばい、僕にあんだけつきっきりで教えてくれる先生とか絶対おらんやろ」と。。。まさにその通り!
正直、驚きとともに、手放しに嬉しくて・・・(うれし泣き)
まさかとは思った時もあったけれど、また、限界を突破された気がしたのです。
大学受験まで2カ月を切って、大学へ行きたいのだと言った生徒が、周りからは奇跡的と言われる合格を果たしました。パチパチパチ~ =^_^=
現在の高校生の大学受験の実態は、大学入試改革のセミナーや、情報誌で知っているつもりではいたものの、実際に大学まで受験させた生徒がまだ一人しかいない。しかも第一志望の大学に、AO入試を勧めたところ早々に合格して、塾を卒業したのである。現在、通っている高校生は、ベリタスなしで学校の授業についていける頭じゃないと言う。数学と英語を得意科目としてはいるけれど、二年生になり、難解になってきた様子で90点キープしていた数学も一年生時代とは、格段に分からない度が増しているらしい。
もともと、学校の授業だけでは、全く理解ができないというこの生徒。
分からない度に「やっぱベリタスがないとムリ」と言い、分かるようになると「やっぱベリタスすごい」と、言う。
その生徒が二年生になって受けた最初の模試の結果を見て、驚いたけど、その時には普通に、危ない!と思い、国語の余りの偏差値の低さを危惧して中学国語を受講させたら一気に英語を抜いてしまい、ついついひと安心してしまった。
しかし、定期考査とはあまりにかけ離れた点数に打ちひしがれたのは事実、その時に高校生についてのリサーチをしておくべきだったと今更ながら思う。
合格を果たした生徒が、突然塾を訪れた日にヒヤリング。その翌日、持参した模試の結果を見た時、ムムム???、30くらいと言っていた偏差値が・・・、これはもしや、30を切っているではないかっっ(-"-)
ど、ど、どういうこと??? 偏差値に20台ってある?
私自身は、「共通一次試験」時代で、今のシステムと大幅に異なり、偏差値なるものにあまり固執せずに、一校が滑り止め、本命は一校で、受験した。
今回は幸運? 奇跡? いや、そんな簡単に奇跡なんか起きるわけじゃない。
合格するための計画を、出来る限りの力で実行したはずだから、生徒自身が学習して成長した正当な評価だと敢えて言いたいと思う。
そして、こーんなちっぽけな個人塾にでも、どんな時間にでも対応して下さって、さらには、ご自分の経験した事例などをお話下さったり、まさに神対応のベリタスアカデミーのWさん、代表の坂木先生。力強い応援の言葉や、学習の効率的な進め方のアドバイスなど、本当に、お二人の言葉が支えでした。
塾生のほとんどが中学生で埋まるようになり、定員制を取り、満員になるようになってから、ようやく高校生を対象にしようと本腰を入れたのがようやく今年だと言っても良い。
早急に情報収取が必要だと感じていた矢先のことでした。
高校になると偏差値が10くらいずれると言う話は聞いていたけれど、実は、納得はしていなかった。
偏差でしょ? 偏差。
さて、さらに長文になりますが、
私用がたまっており、朝イチから3つほど用件を済ますつもりで今夜は徹夜でお昼に自宅に戻り3時間ほど睡眠の予定。
なので、生徒達の赤ペンしながら、気になる偏差値について、検索しまくり、さまざまな記事を読んで調べ上げ、私なりにまとめてみました。(その道の専門の方、間違っていたら教えて下さい)
統計分析手法の、6σ(シックスシグマ:経営手法の一つで、統計分析手法で製造工程の品質管理だけでなく営業や経理などの間接部門でプロセス改善を目的としたもの)のベルト保持者としてはここで究明しておかなければ、今後、自信を持ってお話しが出来ないと思い一人勉強会をすることに。シックスシグマを資格としてではなく、実践の場で遂行し続けてきた者として、少しは皆さまにも分かりやすくまとめを記しておこうと思います。
そこで、気になっていた偏差値を調べまくり、私なりに謎が解けた(つもり)。
今更ながら、、、ですが今後、ベリタスという教材の素晴らしさを広めるためにも高校生の偏差値の実態を知るべきと今日は、待ったなしで調べまくりました。
そこで、わかったこと。
①中学受験をした生徒が除外。(ここで見られる偏差値は上位中の上位者同士の偏差値となり、大変優秀な者たちの中での偏差値が示される。その先、中高一貫校では、受験対象の母数から除かれる)
②高校へは、ほぼ全員が進学(平成29年、99%)する為、①を除く全員が母数となるので、小中高で言うと、美しい正規分布が見られるため50を平均値とするヒストグラムでの偏差が見ることができ、35~75付近にきれいにお手本の様なばらつきがあるため、美しい左右対称の偏差が見られる
③一方、大学進学率は、日本では右肩上がりで推移しているものの、専門学校や留学、そのまま就職、最近では、ニート、そして高校卒業後家業を継ぐなど、大学への進学率が高校進学に比べると短大と合わせても6割に達していない為、約半分程度という事と、高校受験の際に、底辺にいた生徒達が母数からなくなる。
ざっくり書くと以上のような理由から、国民のほぼ全員が高校までは進学する為、中学時代偏差値が50位にあるところ、底辺の偏差値の集団がカットされることを想定すると、大学へ進学するために模試を受ける高校生の偏差値は、上位5-6割の者達で母集団が形成されるため、中学時代に認識していた自分の偏差値が高校になると10程度低くなるという事になる。
さらに言うと、模試には三種類ほどあり、上に書いた理由で母数が約半分になる上、さらに模試を三種類とも受ける生徒がいない為、さらに母数が3分の1と考える。
こうした理由に加え、模試の難易度が違う為、もしも一人のが三種とも受けてみたら、三種偏差値が出るでしょう。
中学時代の偏差値は、ほぼ50にきちんと平均値があるヒストグラムの形、すなわち頂点がはっきり分かる(平均値周辺の人数が最も多い)富士山型から、高校になると、平たいマウナロア型(すそ野は分かるけど頂点がどこなのかが分かりづらい)になり、標準偏差がどこにあるのか、正直胡散臭く感じてしまいます。東大の理Ⅲに合格する人だと偏差値が80以上という天井から20代までばらつきが出てしまう事に少々合点がいきました。
加えて、志望校の判定に関して言うと、
前年度までのデータを元に合格ラインの偏差値を参考基準として判定をしていると思われますが、模試の際に、志望校として記載した人数が母数となり順位が書かれ、得点率から判定に幅が出ると思うのですが、志望校にと大学名を記載した人数が少なければ少ないほど信頼性が薄いと言え、特に地方の私立大学などではこれが言えると思うのですが、いかがでしょうか。実際、
偏差値に関しては、志望校の判定(S・A・B・C・D・E・F)に比べると信頼性はあるものの、志望校の合格判定(S~F)に関しては、どうなんでしょう。あまり左右されるべきではない気もしてしまいます。実際に、合格した生徒の受けた模試に記載した総志望者数は41人でした。
なので、60あった偏差値の中学生が高校へ進み、中上位に位置すれば50をキープできるであろうが、中学時代の偏差値が50くらいであり、高校で平均的な成績で偏差値40、怠ってしまうと20台と言う中学時代には最低でも35くらいしか見られないような、低い偏差値が現れるのである。
・・・と、考えます。ご指摘のある方、ご教授下さい。ほんの小一時間でまとめたにしては偉そうな文章になってしまいました。
そして、私に頼ってくれて、ありがとう。F判定でも大学行きたいから死ぬ気で勉強すると言ってくれてありがとう。合格してくれてありがとう、率直な気持ちを話してくれて、ありがとう。
計画した通りとはいかない時もあったけど、三年間のノー勉生活から突然猛烈に勉強を詰め込む生活の変化に対応し、結果を出してくれた生徒に、感謝♥
とにかく合格バンザイ~~~!!
この先、まだまだいろんな試練があるだろうれど、たまにはちゃんと、キラリと光る良いことが待ち受けてい人間の人生を大いにチャレンジし、体験し、さらに成長をして欲しいと願うものである。
しばらくは、燃え尽き症候群でしょうが、この体験で自信を持ち、自分を信じて、これからの道を歩んで欲しい。
本人の承諾があれば、この二か月間のことや、それまでのこと、高校と中学の違いなど、後輩たちに、私がMCをするのでぜひ話して欲しいと今思っている。君のポテンシャルはまだまだ上にある。と、先生は思う。
