大津まゆみ
期末テストの結果は…
更新日:2018年12月2日
みなさま、期末テストはいかがでしたか?
中学三年生は、実質最後とも言える定期テストで、全力を尽くせた人も多いのではないでしょうか。
中には、思ったほど成果が上がらなかった人もいるかもしれませんが、それは本当にやるべきことをやったけど、結果が伴わなかったのか、やるべきことを十分にやれずにスコアがあがらなかったのか。
塾では分かってますよ!力通りの点数が出ないことも、実はよくあることです。
もし、「もっと早くから準備しておけばよかった」と一瞬でも思った人は、まだまだ力の出し惜しみをしていると思ってください。
驚くほどの成果を出した生徒、確実に数科目で自己ベストを出した生徒、そして今回は満点も出て問題が難化する中、大変喜ばしいこと。「がんばった!」と声をかけてあげて下さい。100点、99点、97点、94点、91点、91点、自己ベスト続々♪ るんっ
ただし、中には、、、
本当に、やるべきことをやりつくし、自分の力を出し切れたか?と思える生徒もわずかながらいます。
今週はテストの結果を受けて、月曜から全員と個人面談をしており、厳しい言葉をかけた生徒も少々います。
「どうして点数が伸びなかったと思う?」と自分の行動を振り返って欲しくて聞いてみると「前回のテストがなんであんなにいい点だったかがわからん」と、言った生徒がいました。(爆発する気持ちを抑えるわたし・・・)
「え?言いたいことをまとめると、君は、前回より今回の方が頑張ったのに、なぜか点数が落ちたと言いたい?」と問いただすと「モゴモゴ・・・」私は、君がもっと頑張れることを以前見て知っているから聞いたのです。
その生徒には、試験前、塾でこなしている勉強量が少ない事を指摘し、原因もお互い認識し合いました。気持ちを入れ替えて、もう一度、自分の出来ることを毎日コツコツすることを話し合いました。次回、必ず結果を出してくれるでしょう。
いい点数や、ベストスコアを出した生徒とは、キャー!とか、うっそ~~~、この時期それはすごすぎる!うれしーーーっ♥などとハイタッチをしたり、子供たちと一緒になってはしゃいでますが、一部の生徒は伸びなかったりもするのが現実です。それは私の課題でもあり、勉強を教えるよりも難しい事ですが、一人ひとりと向き合って最後までどうしたら勉強が楽しくなるのか、どうしたら、やる気がもっと出るのか、それぞれの生徒に応じて対応していく覚悟です。
今回、結果に満足しなかった三年生。
いつ頑張るのか?
受験生に言えることは、今、これまでやったことがないくらいに勉強をする時期と言って過言ではありません。
卒業生の忘れられない言葉があります。
二年生が「先輩、毎日どんくらい勉強してるんですか?」と話しかけ
「寝てるか、食べてる以外は全部勉強。ほかに勉強より大事な事とかないけん」と答え、
私は「かっこいい!!」と中学生ながらそのキッパリと言い切る姿に痺れたものでした。
さて、冬休みも間もなくやってきます。どれだけの成果を出せるか、自分自信との闘いです。(先生も)これ以上ムリ!!!と思えるほどのガッツを見せるので、君たちもそれを見せて下さい。
万能ではありませんが、たいていのことは分かります。間違えた悔しさに声を上げる生徒や、理解できていないと思う問題の類題を下さいと言って来て、家で全部解き直して持ってくる生徒、本当に理解しているか確認を求める生徒。
どんなに睡眠時間が減っても、君たちのやる気には全て応じます。ただ、ポーズでそれをしているのは、プロですから、見抜きます。
先生が、どれだけ頑張っても、手ごたえがないと悲しくなります。あの手この手を試しますが、素振りを見せておきながら行動しない。正直、ガッカリします。
先生のやる気がいくらあっても、私が代わりに試験を受けれるわけではありません。
すべては君たち自身にかかっています。
時間を無駄なく過ごしてもらいたいと願う塾長です。
