• 大津まゆみ

福岡大学付属大濠高校 入試問題 国語

最終更新: 2019年1月18日


過去問題を三年分取り組みましたので、シリーズで書きます。

今回は「国語」です

(専願と一般、後期、多少の出題傾向の差があります)


■記述問題 多い

ひとつの解答を記述するために、複数の「資料」や「データ」と「文章2-3ページ」を頭の中で整理し、5-6行(最も長いものだと8行程度)にまとめて記述解答するという出題形式が3-4問ある専願入試問題。

一般と後期の問題でも、使用されているキーワードを使用し、まとめて記述するという2-4行の記述問題が3-4問は入っています。

※公立にある「該当部分を文章から抜き出せ」という問題がないのが一問もない。


■漢字 公立より難易度は高いがすべて中学三年生までに学習しているだろう範囲

漢字が得意な生徒ならすらすら書けそうです。

各年度、専願、前期、後期、それぞれ、各四問。

膨大、片隅、暦、起点、支持、洞察、巧妙、増幅、矛盾、縛(る)、妥協、皮肉(以上3年分)など文章の流れと意味をとらえると極端に難易度が高いとはないと思えますが、漢字が苦手だと厳しい。


■ことわざや類義語 数問

「おもむろに」=漢字の記述「徐に」を知っている人には意味が分かっていると思うのですが、意味を「急に」「突然に」「前触れもなく」と意味をはき違えている言葉の代表的なものが出題。

「たしなめる」=(同)諭す…上位者が下位の者に対し使用する

「いさめる」=(同)進言する…下位の者が上位の者に対し使用

などの区別がついていないと、問題数選択肢があっても選べないレベルの言葉が出題。

「涙声」「鼻声」「(わすれた)」「(わすれた)」の四択から、主人公の声はどの表現が最も適切かという問題。涙声が泣きながら水っぽい声、鼻声は甘えた声、などの区別ができてないと悩む問題。

四択のうち、二つは明らかに違うと回答から排除しやすいが、残りの二つから一つにしぼるときに悩ましい問題が含まれている。


(まとめ)問題文の量が、非常に多いです。2-3ページに及ぶ説明文+3ページ程度の小説(または物語文)が平均的。

最も長い物語分が掲載の年度は、4ページ半という驚きの長文でした(前期)。

また、1ページが資料、1ページが各国の比較したデータのマトリックス(表)、2ページが文章という構成で作成されている問題もありました(専願)。

二度三度読むような時間がないと考えた方が良いです。

また、公立高校の入試問題のように問題を先に読み、必要なところだけを読むなどという技は一切使えない、全文を読まなければ回答できないと記述問題が複数ある構成です。

現代文だけでの勝負となります。古文・漢文がありません。

また、公立高校との差で記載しておくと、文法の品詞や活用形を問う問題もありません。

公立高校の問題の総数と比較し、問題数は20問程度と少なく感じるが、公立に多い三択ではなく少なくとも四択。


※※対策※※

◆選択問題と記述が半々くらいの印象、配点は公表されておらず予想でしかありませんが、記述問題が多いので、記述問題でできるだけそつのない回答を書ければかなり記述問題で得点がとれそう。減点法式だと想定すると、キーワードを漏らさずキャッチし、最も主張したことや筆者の考え、主人公の心情などを確認しながら読み進めることをお勧め。

何度も使用されている単語や、接続詞や指示語に注意しながら気になる部分には線をひきながら読み進めなどができれば、読み返す必要がなくなる。


◆問題自体は、長い文章の流れの順に出題の回答があったので(漢字以外)、出題問題の一問目から順に、先に文章中に順次問題を書き込みながら一度読んだら解答し、そして、次の問題を書き込み読み進めるという方法でかなりの時間短縮ができた。


◆語彙力に関しては幅広く出題されているので、漢字や四文字熟語、類義語、対義語・敬語の使い分けなど、遅くとも一年前からは準備をしたいところです。国語の奥深さを感じさせる問題で、日ごろからニュースや雑誌、新聞や偉人の言葉などに多く触れる習慣をつけておくといいですね。中学三年生が解く問題としては難易度が高く、何といっても文章量が公立高校の入試問題からすると倍以上と思える量で、圧倒されないよう準備をしましょう。


◆少し難易度の高い説明文・論説文・随筆・小説・物語文などにできるだけ早くから取り組んでおくのが良い。

公立高校の問題ほど「注釈」もほとんどないか、あっても数個のみ。


◆過去問題を解いてみて特に問われている力は、

①主旨や筆者の最も主張したい点を読解する力

「指示語・文意・心情・文章の連接関係に関する正しい読み取り」

②語彙力

「漢字・類義語・ことわざ・同意・など正しい知識」

③作文力

「条件作文」や「自由作文」はなし、ただし「文章中の複数のキーワードを使用しまとめる力」「心情を表現する技術」が必要


◆過去三年間、出題のないものは以下の通りです

※今後は知りませんよ!

古文・漢文・品詞(活用形)

難関私立高校を目指す生徒には、一年以上前から対応すべきと言う事を学びました。


修猷館は難関校でも公立でしたが、私立の最難関校と立ち向かうのが初なのと、急遽、志望校のランクを上げた為、対応が十分にできているか、、、と毎晩生徒の気持ちになって問題を何度も見返しています。


絶対、合格して欲しい!!一緒に残り数日がんばろう~( `ー´)ノGo for it!!



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